【韓国語能力試験】初めてのTOPIK!申請の流れから試験中までをわかりやすく解説しました!(つもり)

韓国留学

こんにちはみかです。

今日はTOPIK(韓国語能力試験)完全解説記事を書いていきたいと思います!

この記事はTOPIKを初めて受ける方用に試験の流れをまとめたものになります。

私自身TOPIKを正確には覚えてないくらいたくさん受験してきましたので

出来るだけ細かく書いていきますので初めての不安はこの記事で吹き飛ばしていってください!

TOPIKとは?

まず初めにTOPIKとは何なのかを説明すると、韓国語能力試験(Test of proficiency in Korea)の頭文字をとり全世界でこう呼ばれています。

韓国の政府が認めている試験になりますので今後韓国で大学進学や現地就職を目指している方はTOPIKの取得をおすすめします。

世界的に見てもこのTOPIKを受験する韓国語学習者は年々増加しているそうで約97ヶ国で受けられています。

日本では年に3回開催されますが韓国でも開催されていてパスポートがあると渡韓中に受験することも可能です。

もちろん韓国留学中にも受ける人も多くいるのでその時期になると語学堂はTOPIKの話題になったりもしていました。

同じような試験にハングル検定という資格がありますが日本でしか開催されてなく韓国や世界に通用しないのでやはり韓国(海外)留学・進学・就職となるとTOPIKの受験が必要になります!

ちなみにTOPIKでは1級が初級6級が最上級となります。

TOPIK6級取得していると通訳案内士(日本政府観光局)の韓国語科目試験が免除になる等、日本でも活用できる資格となっております。

申請の流れ

TOPIKには1と2があり1は初級、2は中級・上級者向けの試験となります。

まず初めに自分のレベルに合わせて受ける試験を選びます。

(TOPIK1とTOPIK2を合わせて受験することも可能です。同じ日に開催され午前、午後に分かれてますので丸一日の受験となります。)

申請受付期間は試験日のだいたい三ヵ月前からとなります。

申請をするにはまずTOPIKのサイトから会員登録(無料)をする必要があります。

会員登録を済ませたら受験日と1か2を選び、試験会場を選択します。

※人気の会場はすぐに埋まる可能性がありますので早めに予約することをおすすめします!

(パスワードを忘れてまた今度しようって思ってたら会場埋まった経験があるので早めにしましょう…笑)

そしてマイページから写真をアップロードすると後日事務所からOKが出るのでそこまでいくと準備完了です。

写真はパスポートのサイズで使用不可な写真の例もホームページに記載されているので確認してみてください。

私はすでに持っていた証明写真をスマホで撮影し適当にトリミングして提出しOKでした。

受験料は日本で受験する場合それぞれ5,000円(TOPIK1)、7,000円(TOPIK2)です。

試験について

1と2で試験時間の配分が違ってきます。

TOPIK1の場合

聞き取り問題が30問、読解が50問あり

10時から11時40分の100分間で間に休憩はありません。

休憩時間はないので事前にお手洗いに行くなど万全の状態で挑みましょう。

TOPIK2の場合

聞き取り問題50問、読解が50問、そして筆記が4問その中に作文も含まれます。

1時間目は13時~14時50分、2時間目は15時20分~16時30分で間に30分間の休憩があります。

2は中級と上級者が対象になっている試験なので中級者は最後まで解けないと思いますが、自分ができるところまで解けたらあとは空白にして見直しが終わったら寝ましょう!笑

語学堂の中級時代にTOPIK対策の授業があったんですがその時の先生はこれ以上解けないと思ったら頭が痛くなるだけなので寝ろって言ってました笑

点数によって級が決まる

TOPIKでは取得した点数によって級が決まります。

1級は80点以上、2級は140点以上、3級は120点以上、4級は150点以上、5級は190点以上、6級は230点以上というように点数によって級が決まります。

ちなみにTOPIK1は200点満点、2は300点満点です。

私は覚えている限り1を1回、2を6回ほど受験しました。

1では独学でほぼ満点で2級を取得できたんですが2では3級を1回、4級を3回、6級を2回取得しました。

してもしても4級からなかなか上がることができず心が折れかけました。

原因は留学中に話すことを伸ばすことだけに集中してTOPIK用の勉強をしていないことにありました。

専門的なTOPIKの参考書で攻略法を学ぶといとも簡単に6級を取得することができたのでTOPIKの教材の重要性を再認識しました。

持ち物について

次にTOPIK受験時の持ち物について書いていきますね。

基本的には顔写真付きの身分証明書があれば受験は可能ですがその他にも私が持って行っているものをご紹介します。

顔写真付きの身分証明書

これは絶対です!

忘れたら受験不可です。即退場というか会場にも入れないと思います。

マイナンバーカードや免許書、パスポートなどを持参すればOKです。

この身分証明書は試験中も常に机の右端に置いておく必要があります。

なので学生証がデジタルで表示されるもののみ持っている学生は試験中はスマホ禁止のため事前にホームページから報告、申請して代わりのものを発行してもらわないといけません。

(これは結構めんどくさいなぁ…というか今時は学生証もデジタルなんかぁ…)

修正テープ

修正テープは会場でも希望すれば貸してもらえますがテスト前の段階ではなく、使いたいときに挙手をしてその場まで試験官が持ってきてくれるというなんともめんどくさいシステムなのでこれくらい持っていきましょう!


ペンは必要なし

回答に使うペンは試験会場で配布されるので持っていく必要はありません!

このペン以外は使用が認められないのでこちらで解答用紙に記入します。

ちなみに試験後は持って帰ることができます!結構書きやすくて好きなんですよねぇこのペン。

両方にペン先が付いていて太先と細先になっています。

太先は四択問題の番号を塗りつぶすときに使用し、細先は文字の記入、作文に使用します。

こんなペンです↓

参考書

空き時間ギリギリまでみることが出来るので参考書を持参することをおすすめします。

スマホや電子機器は後ろのロッカーやカバンの中に電源を切った状態で入れておくことを義務付けられるので休憩時間終了間際とかまじですることないです。

なので参考書をぎりぎり時間まで見ておきましょう。

会場不慣れで早くついてしまった時なども開門するまで会場の前で教材で勉強している人たちも結構います!

今まで多くの会場に行ってきた私が断トツで見た参考書はこれですね。


もちろん私自身をこの参考書で高級単語をマスターしました。

最強の単語帳です!もうみなさんも使っているかもですね。

時計

時計に関しては秒針からチクタク音がしないものを持っていきましょう。

もちろんアップルウォッチや電子機能付きの時計などはNGです。

時計も前の方に設置されてはいますがいちいち前を見上げて怪しい行為とみなされるのも嫌ですし、机の上に時計を置くことは許可されているので自分のタイミングで残り時間の確認ができるのでいいですね!

※試験官から残り10分前と5分前のアナウンスはあります。

上着

会場内は意外と暑かったり寒かったりするので体温を調節できる上着がを持参するのをおすすめします。

特に最近またコロナが復活してきましたよね。

コロナ対策で換気などは多くの試験会場で行われていたり、エアコンガンガンということも考えられるので体温調節のための上着は必須です!

スマホ

試験中使用は不可ですが会場に持ち込むのは問題ありません。

そして今まで紙で事前に郵送されていた受験票ですが2023年度からマイページで表示できるようになりました!

以前郵送で来ていたものも完全に廃止されました。(団体申請の場合はあり)

試験日より10日前にマイページから受験票が確認できるようになります。

会場ではこの画面を見せるか印刷して持参することで受験番号や名前を確認することができます。

みんなスマホを表示していたのでくれぐれも充電がなくならない状態で入場できるようにご注意ください!

一度入場すると再度表示する必要はありませんが受験番号によって教室が分けられていて席も決められているので、席に着くまでは自分の受験番号を確認する必要があります。

(どうしてもの場合名前で管理されているので係りの方に聞いてもいいと思いますが。)

試験中に使用できないもの

TOPIKの公式ホームページにも載っている試験中に使用不可なものは携帯電話、スマホ、タブレット、デジタルカメラなどの電子機器、計算機などの電子機器です。

身分証明書、時計、配布ペン、修正テープ以外のものは机の上に置いてはいけないと考えておきましょう。

答案用紙の記入方法

当日に答案用紙を前にして焦らないように記入方法を見ていきましょう。

試験が始まる前に記入しておくこともあり全てが韓国語で書かれているので初めての方は戸惑うかもしれませんが、ここですべて説明します。

奇数か偶数かのチェック

まず初めに홀수(奇数)짝수(偶数)かを確認する必要があります。

これが何なのかというと問題用紙と解答用紙が両隣の受験生と違うようにするためのものです。

おそらく不正行為防止のための対策だと思います。

例えば自分の解答用紙が偶数なのに問題用紙が奇数だった!とかの場合は回答があってても正しく採点されないので必ず自分の解答用紙と答案用紙の奇数偶数が一致しているかの事前の確認が必要になります。

問題用紙には表紙に奇数か偶数かが書かれています。

それを見て解答用紙(マークシート)に自分で奇数か偶数かを塗りつぶします。

受験番号を記入

受験番号を書く欄があるのでそこに正確に受験番号を記入します。

その下には受験番号の数字を1桁ずつ塗りつぶす欄があるので数字を塗りつぶしていきます。

ここまでが試験開始前にやる準備となります。

解答用紙への記入例は公式ホームページに載っているので事前にチェックしておくといいと思います。

初めてページを見たんですが作文のミスって二重線でもいけるのか…知らなかったぁ…

今まで修正テープで消してて書きにくかったな。

また氏名の記入は必要ありません。

試験にあたっての注意事項 | 韓国教育財団 (kref.or.jp)

成績確認方法

TOPIKでは約1か月後の15時以降に成績が確認できます。

3か月後には成績表が発行されて郵送されますがそれまでに早く成績が知りたい方は韓国のTOPIKホームページから確認することが出来ます。

ちなみにこの成績発表日には全世界中からアクセスが集中するためぴったりにアクセスしても待機人数がはんぱじゃないです。

私は前回約6時間後に確認できました。

1か月1日後だったら待たずに確認できるかと思います笑

これは直近のTOPIK結果発表です。

ずっと接続してても充電もったいないなと思い断念しました笑

3か月後に成績証明書が発送されてきます。

大学に行く場合にはこの成績証明が必要になったりするので大事に置いておきましょう。

ちなみに期限は取得日から2年で経過した場合は無効になるのでまた取得しなおす必要があります。

日本の企業ならそこまで求められることはないと思いますが韓国の大学などに提出する場合は、成績発行の日にちが書かれておるので確認しておきましょう。

不正行為をしたら

韓国語を学んでいる方はみんな仲間だと思っている私なので不正行為なんて…とは思いますが

万が一不正行為をすると痛い目合うぞということを書いていきたいと思います!

不正行為ってまぁカンニングをするとか試験官の指示に従わないという行為ですが

そういうことをすると採点をせず無効処理となります。

それだけではなく2年または4年間の受験資格制限がされます。

ということはTOPIKの成績を条件にしている機関への志願が出来なくなるということなので大学志願者や就職希望者はもう希望がありませんよね。

(まあ時間がたてばまた受けれますが大学なんて4年間通うのに4年も遅れるのはさすがにきついでしょう。)

またホームページには試験のカテゴリーの時間に従わず他の科目を解く行為って記されてるんですが、これってつまり聞き取りの時間に作文を書いちゃうとかそういうことだと思うんですが…

いやいや無理でしょ!笑

たしかに最初の方の聞き取りは超スローな上に2回も読み上げて解答時間も設けてくれるので少し油断しがちなんですが、そんな器用な行為は私はできません。

油断大敵という言葉が世界一に合う私なのでちょっと気を抜くと番号がずれていたりとかあるので試験中は全集中してます。なので試験後はまじで疲れてます。

カンニング行為とかもそもそもあんな小さい解答見えるわけもないし時間に余裕もないと思うので分からなければとりあえずもう寝ましょう。

その他

試験中は原則退場不可

試験中は原則退場不可です。

ですが体調不良の場合は試験官に申し出てください。

退場不可なので早く回答が終わったからと行って帰ることもできません。

また答案用紙のトラブル等で時間ロスした場合も延長はできませんので、ミスがないよう挑みましょう。

2つとも受験しないと欠席扱い

これはTOPIK2の話ですが1時間目と2時間目どちらも受験しないと欠席扱いになります。

当日キャンセル

当日体調不良ややむを得ない事情で受験取り消しする場合、事前の連絡などは必要ありませんが返金はありません。

結構空いてる席も毎回ちらほら見るのでそんなに無理して受けなくてもいいとは思います。

年に3回開催されるので次の機会に挑戦しましょう!

最後に

初めてTOPIK受験されるという方の不安が少しでも解消されたのなら嬉しいです!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

今日も韓国語勉強お疲れ様です!

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