こんにちは、みかです!
日々ありがたいことに外国人観光客が日本を訪れてますね。
私の強みである(ありたい!)韓国語を生かして様々な仕事で韓国人観光客に接してきました。
免税店をはじめ旅館、ホテルなどなど。
韓国人はやはり日本人と違うところが多くあるなと感じます。
せっかく日本を訪れてくれている韓国人観光客の方々に暖かい接客をすると素敵な日本旅行になると思います!
そこで今日は私の経験をもとに韓国人観光客への接し方、また喜ばれることを書いていきたいと思います。
現在韓国人と接するお仕事をしている方や、これからしようかなと思っている方、韓国語がまだそんなに分からない方も
ぜひこの記事をご覧ください!
旅館
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韓国には日本のような温泉旅館があまりないので、韓国人観光客に大人気です!
実際私が温泉で働いていた時は韓国語が今よりもできなかったんですが、韓国内で大ブームとなった日本のアニメの舞台になったこともあり、
韓国人が多く来ました。
規模が大きい温泉旅館だったこともあり一日に10組以上韓国人が来るという状況でした。
そこでフロント担当韓国人が2人、仲居の中には韓国人、韓国語可能なスタッフがおらず、
唯一私だけが韓国語勉強中という状況でした。
仲居というのは、鍵をもってお客様をお部屋まで案内し、夕食を運んだり、その他のお客様の要望(浴衣を変えてとか、夕食の時間を変えてなど)に対応する係りでした。
周りからは早く韓国語で対応できるようになって~という感じでした。
それまでは英語可能なスタッフはたくさんいたので対応していたんですが、特に年配の方は英語を聞き取れない方も多く苦労していたようです。
やっと案内ができるまでに韓国語をなんとなく習得した私はそこからありがたいことに
大活躍させていただきました。
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案内
ご存じの通り温泉旅館は案内項目が多いです。
部屋までの行き方、温泉の場所、時間(男女が入れ替わる場合はそれも伝える)、夕食の時間などなど。
私の働いていた温泉旅館はすごく規模が大きかったので建物も3つあり、離れ、別館、本館…大浴場が3カ所あったりと、
お部屋に案内の冊子はあるものの、口頭で説明した方が親切だし、お部屋に案内する途中に通るので案内してあげた方がお客様にとっても分かりやすいです。
部屋についてもお茶をたてて出して、浴衣のサイズ交換、お客様からの質問等々…
そんなこんなで一組のお客様をお部屋までご案内するのに平均20分、これは日本人の大家族の場合でしたが1時間以上かかったこともありました。
ここで鋭い方は気づいたかもしれませんが、韓国といえばパリパリ(早く早く)文化ですよね!
そんな長いお話をしかも片言の韓国語で聞いていられないのか、この後の予定が詰まってるのか、
そんな話はいいから早く部屋まで連れてって!!
と言われるのが日常茶飯事でした。
あらそはるけよ!(自分で調べてどうにかします!)という方に限って
電話してきてこれはどこ、あれはどこと聞かれるのを分かっていたので
私はある技を身に着けました。
日本人と韓国人への接客を分けることです。
分けると言ってもこっちは適当に…とかではなく
お互いの要求に合わせて接客をしていたつもりです。
例えば日本の方は丁寧な接客を求めている、少しでも説明不足だったらやり方を教えてくれなかった…とかクレームにつながりかねない。
韓国人の場合、説明が長すぎるせいで貴重な旅の時間が削れてしまう、もっと手短にしてほしい、とい要求です。
旅館側からしても外国人よりもやはり日本のお客様への心配りを大切にしていたので、
上の人から混んできたから外国人にはお茶を出さなくていいから早く戻ってきてと言われたり、
適当にしてきて!だったり…
時には英語やロシア語のお客様を担当させられて…
私の考えでは日本人と同じくらい外国人にもおもてなしをするべきだと思うし、
むしろ海を渡ってきてくださった外国人をもっと歓迎するべきではないの?と疑問が生まれました。
ご飯
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韓国人はもともとご飯を食べるのが早いです。
そして食事が終わるとそそくさと部屋に戻ります。
ここが働いている側としては助かりました。
私の職場は自分の担当の食事が終われば午後の勤務は終了でした。
韓国人の宴会の後は決まって、同僚と飲みに行っていました(笑)
そして懐石料理なので一品ずつ提供し、ご飯とみそ汁は最後に提供します。
韓国人に限らず外国人には基本、ご飯みそ汁デザートも含め最初から全部提供しました。
もちろんスプーンも一緒に。
かといってこちらの勝手な判断ではなく
日本では一品ずつ出すスタイルなんですが、よかったら全部同時に出すこともできますとお伺いしお客様の希望に合わせます。
ほとんどが全品スタイルですが、中には日本の文化を感じたいからと日本と同じスタイルを希望する方もいます。
ちなみに食事会場に韓国のりを持参するお客様も結構いました(笑)
タトゥー問題
韓国人はタトゥーをしている方もたくさんいますよね。
そして意外と日本の温泉でタトゥーがあったら入れない、というルールを知らない方が多いみたいです。
若い男性3人組が全身タトゥーで来たんですが、小さくて隠せるものならまだいけるけど、フロントで大浴場は利用不可、お部屋に露天風呂が付いてるからそれを利用してください、というと
すごく不満そうな表情でご飯中もずっと残念そうな雰囲気でした。
さすがにあのタトゥーは…
入浴不可レベルでしたけど、
タトゥーは入浴不可をもっと海外の方に伝わってほしいし、理解もしてほしいですよね。
免税店
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ここからは免税店で働いていた時の出来事です。
免税店でも日本人のお客様も来るし(免税は不可)、韓国人に関わらずたくさんの方が来店されますが、
主に中国・韓国が多いです。
韓国人は自分たちで見る
私が感じた大きな違いは日本人は話しかけないとダメで、韓国人は話しかけたらダメなところです。
ダメってわけではなくもちろんどんな商品を扱っていて、お店の雰囲気とかにもよりますが。
私は化粧品売り場にいたんですが、
日本人の場合自分から聞くよりも店員が先に声をかけてほしいそんな感じです。
(まあそれが日本の接客スタイルですがね。)
ただ百貨店に慣れてる部分もあると思うので免税店であろうが接客レベルを求めてきます。
(一応日本にあるお店なので)
一方韓国人は、少し見ようかなという感じで来店され気に入ったら買うという感じなので、話しかけると
今から見るので大丈夫です!と言われることが多いのであまり声をかけないようにしています。
お客さん同士の会話でなにか探してそうな感じだったらさらっと案内してあげる感じです。
用があればあちらから聞いてくる人が多い印象です。
中国人は神
ついでに言うと中国人は買うものが決まってて来店される場合が多いので、来店と同時に話しかけてきます。
ないと分かればすぐ帰っていきます。
中国人の勢いがすごすぎていつもオークションみたいで笑えます。
そしてもう一つの商品をどうですか?とおすすめすると即買いしてくれるのが中国人です。
転売目的もあると思いますがお店からすると売れ残りの在庫を減らしたいので助かります。
商品を紹介した時に、じっくり説明を聞いても買わないのが日本人、そもそも話を聞こうとしないのが韓国人の印象です、まあ人によりますけど。
でも買う気がないのなら初めから聞かない姿勢は個人的に見習いたいと思います。
いつも店員さんにつかまって無駄な時間を過ごしてしまうので…笑
売り上げは圧倒的に中国人が伸ばしてくれています。
返品・交換が多い
なぜか韓国人だけは返品とか交換目的で買った後しばらくして、商品を持ってきます。
そもそも免税品は返品交換は基本的にできないですが、断ると高確率で不機嫌で帰っていきます。
韓国では結構強くいったり粘ったりすると融通が利くことがあるのでその感覚で持ってくると思います。
そもそも交換するのを前提で購入してるのかな、と思う比率です。
特にプレゼントで店員のおすすめを何個も購入する方には、返品交換はできない、ここは日本だぞと念押しして説明します。
それでも持ってくる方はいるんですけどね。
日中韓の違い
意外と言葉が通じないのに中国人が一番やりやすいです。
中国人は本当に決まったものしか買いに来ないのでその商品名の中国語は全スタッフが周知してるぐらいです。
そして店側が売りたいものをちょっと押してみると買ってくれます。
お店の滞在時間も人によりますが短いです。
日本人はやはり商品についてしっかりと聞いてきます。
私は日本人で言葉が通じるのでしっかりと接客できますが、他の外国人スタッフにとって難易度が少し高いお客様もいるようです。
韓国人は悩んで悩んで買うという感じですかね。
そして交換に持ってくる(笑)
そして自分たちで決めたい、話しかけないでという感じかと思ったら、
意外とおススメしたら食いついちくれる、そんな雰囲気です。
そして韓国人は頑張って日本語か英語を話してくれます。
ちなみにこちらが韓国語で話しかけても英語とか日本語で話す方が多いです。
ちょっと不思議な現象です。
中国人は中国語が世界共通だと思っているらしいので、終始中国語で話してきます。
こういう違いを感じながら仕事をするのがまあ楽しかったです。
まとめ
いかがでしたか?
私が観光地で働いていた時に感じたことをまとめてみました。
〇〇人ってなんで〇〇なの?という風に考えるのではなく、これが各個人の普通の感覚なんだなあと思い、接することを心がけていました。
日本人よりも外国人のお客さんが多いところで働くと新たな発見とか、もう少し海外を身近に感じられて楽しいです。
語学力も向上するので語学勉強中の方にもおすすめしたいです!
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